結婚してすぐ、本格的に妊活を開始しました。
そうはいっても旦那さんとはまあまあレス”(-“”-)”
既に御年42歳(旦那さんは46歳)
タイミング~♪なんてやってる場合ではありません。
住んでいる県内で有名なクリニックに予約の電話を入れました。
実は近くに名医と言われる先生がいたのですが、
その先生、うちのお店の常連さんでもあるのです。
内科や皮膚科ならともかく、婦人科。
あっちは気にしてなくてもこっちは気にするよ。
しかも不妊治療ってセンシティブなものだし、
上手くいく可能性の方が低いし、先生だってお店に来にくくなるんじゃ?
と考え、車で一時間ほどの隣の市のクリニックにお世話になることにしました。
結局約2年お世話になりましたが、結果は妊娠できず。
その間採卵はたった2回、移植は1回でした。
通常は採卵→移植を繰り返すと思うのですが、年齢が年齢ゆえ、
少しでも若い時に受精卵を貯めておく「貯卵」をし、ある程度貯まってからお腹に戻す、という方法でした。
ところが中々育たない。
薬を飲み、注射を打ち、他に自分でできることは試し、
なんとか採卵できたのが通院を始めて4か月後でした。
無事受精し、受精卵のグレードは上から2番目。
先生からも「良い卵ですよ」と言われました。
この調子で貯卵できるといいな。
でも、甘かった。。
次に採卵できたのはそれから半年後。
ただ、受精卵にならず。
このペースで貯卵を続けるのは時間がかかりすぎる、と思い、
先生に一つある受精卵を移植したい旨を伝えました。
次の周期で移植できるものと思っていたのですが、
ここからまた移植するまで半年以上かかりました。
内膜の厚さがクリニックの規定になかなか達しなかったためです。
そして移植当日。
内膜は10センチを超えました。
卵を戻した時、先生が「よしっ!いいところに戻せたよ。」とおっしゃいました。
グレードの良い卵に最高の状態の子宮。
期待しちゃうよー!
判定日まで2週間。ハラハラドキドキ。
結局判定日まで待てず、検査薬を試しました。
うっすーい線があるような、ないような。
ただ、薄くても線があれば妊娠しているということのようです。
もっと濃く出てくれたら安心できるのに、微妙だなぁ。
そして判定日を迎えました。
前日の夜、夢を見ました。
それは良くない夢。クリニックで「陰性」と言われた夢。
何かのお告げだったのかな。
既にメンタルぼろぼろで泣きそうでしたが、とりあえずクリニックへ。
検査薬でやはり薄い線。先生は、「着床はしていますね。」と。
それから数日後、再度クリニックへ。
血液検査の結果、妊娠は成立していませんでした。
やっぱりそうだったのか。
「先生、受精卵自体の問題ですか?」
先生「そういうことです。」
誰が悪いわけでもないのに、無性に腹が立ってきました。
受精卵を戻すために、最高の状態で迎えるために、
ここまでくるのに本当に大変な思いをしたのに、
結局は卵の問題?
じゃあ、どんな状態で移植しても結果は同じだったってこと?
私にとっては1日1日がとても大切な時間。
先生は、一つしかない卵だから慎重に、という姿勢だったけど、
こうなるなら、数うちあたる!の精神で積極的な治療もできたんじゃないの?
これまで誘惑にも負けず、身体によいことばかり取り入れてきた反動からか、
いや、反抗心から、ジャンクフードやけ食いしました。
ぐちゃぐちゃに泣きながらハンバーガーを食べました。