結婚前提だった彼【振り返り】

婚活

彼と別れた後、自分でもびっくりするくらい引きずりました。
理由は「別れに納得できなかった」からだと思います。
世の中にはどうすることもできないことがたくさんある。
そんなことは分かっているのに、なかなか前に進めませんでした。

彼とは結婚前提だったので、
母に「付き合っている人いるよ。順調にいけば結婚するかも」と
報告していました。
母は安心し、応援してくれました。

交際の報告をしたからには、別れたことも言わなければなりません。
心配かけないように、「うまくいかなくなって別れた」と平気な顔して伝えました。

会社に行けば、彼を紹介してくれた子や立ち会ってくれたA子先輩にも会います。
誰も悪くないのに、気まずそうに、申し訳なさそうにしていました。
それがかえって申し訳なかったです。

それからしばらく、同僚が飲み会に誘ってくれたり買い物に付き合ってくれるうちに
彼を思い出す時間が少しずつ減っていきました。

彼とのことは「くっそー!時間返せ」とは思いましたが、
色々な気づきもありました。
彼に会うまで、私は完全に恋愛スイッチoffでした。
なんならブレーカーおちてた。
ところが彼と付き合うことになり、
どうしたら綺麗に見えるかを意識した化粧や服選びをするようになりました。
それは楽しい作業でした。
いつ素敵な人が現れても良いように、すぐに反応できるアンテナをはって
いつでもスイッチオンできる自分でいることはすごく大事だと思いました。

パソコンでも、電源つけといたらすぐ何かできるでしょ。
だからいつでも稼働できる状態にしておくことは大切。

それと、自分の気持ちに責任を持つこと。
付き合っていく中でかすかに感じていた違和感をもみ消そうとしていた。
そんな見て見ぬふりをしていた違和感が
くっきりとした形になって最悪の結果で自分に返ってきました。

結婚前提ということだけで安心して
彼と向き合い違和感を解消する努力もせず、
ただ無難に時間が過ぎその先に結婚があればそれでいい、そんな受け身の状態でした。
自分の気持ちがどこにあるのか、本当に彼とこの先一緒に居たいのか、自分に問いかけることもせず、ただ普通に結婚できればいいや。
自分の大切な将来を、そんな風に考えてしまったことを恥じました。

「原因は自分にある」

そんな反省の気持ちが沸き上がり、
こんな私を好きでい続けてくれる訳ないな、
短い時間だったけどありがとう、と思えました。

【完】

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