~入院13日目~
午前中のリハビリで、バイクを漕ぎました。
すこーし痛みはあるものの、8分間難なくできました。
が、実生活でしばらく自転車は怖いです。
このトラウマを払拭できるのか心配です。
特に、現場となった場所はしょっちゅう通るところ。
これまでも何度か徒歩や自転車で通っていた場所です。
同じ場所は一生自転車では通らないでしょう。
天気がよかったので、外に出て病院の敷地内を散歩。
気持ちいい!やはり、外の空気って全然違います。
少しの段差でつまずき、焦る焦る(;・∀・)
大きな段差はじゅうぶん気を配るけれど、ちょっとした段差で気を緩めると危険です。
お年寄りが、外より家の中での転倒が多いと聞いたことがありますが、
よく分かります。
油断大敵!ですね。
リハビリの先生から、膝の可動域についてはもう退院できるレベルとお墨付きをいただきました。
後は、10/25の主治医の先生の回診で、傷口が問題なければ退院許可がおりそう。
まだ確定ではないにしろ、退院する気満々で、美容院の予約、保険金請求方法の確認、お見舞いをくださったお客様や頑張ってくれたパートさんへのちょっとしたお礼などをネットでポチポチしています。
予定ではあと3回寝たら、退院。
ここでの至れり尽くせりの生活から、家事や仕事をこなす日々に戻ります。
あんなに嫌だった入院生活にも慣れ、去る時は少し寂しくなるのかな。
しかし人って慣れるもんですね。
食事、リハビリ、週二回の入浴以外は何もすることがない毎日。
規則正しすぎる生活。知らない方々と同室での暮らし。
あれほど心配だった家のことや仕事のことも、だいぶ頭から抜けつつあります。
それしか選択肢がない、という状況になったら、適応する能力は自然と備わっているものなのかもしれませんね。
~入院14日目~
退院目途がたったので、保険会社へ連絡し、医療保険の請求方法を確認しました。
どうせ入院なんてしないし、と、解約を検討していた矢先の事故だったので、
解約しないでよかったー!
不本意だが、完全に元を取りました。
今日は朝からリハビリ。
もう介助なしでだいたいのことはできるので、退院後の不安もありません。
退院予定まで後2日。帰ったら忙しくなります。今だけゆっくり甘えさせてもらおう。
~入院15日目~
母が面会に来ました。
明日退院予定だし、来なくて良いよって言ったのに、
「退院したら会えなくなるから・・・」と寂しそうに言われてしまいました。
しばらくはガッツリ仕事をするわけではないだろうし、いつでも遊びに来てって
言っているのに、やはり旦那さんがいると来づらいのだろうか。
差し入れはピーマンの煮物、お豆を炊いたもの、新生姜。
差し入れも渋いわ。病院食とあんまり変わんない。笑
でも、味はとても美味しかったです。
~入院16日目~
先生の回診は10時過ぎ。予定では今日退院です。
退院日なのに、回診前にリハビリがありました。
リハビリの先生にお礼を言って部屋に戻り、そそくさと荷造り。
入院してから初めて化粧をし、髪も整えて服も着替えて回診を待つ。
ベッド脇にはキャリーバッグ。
「退院しますが、何か?」って顔してベッドに座っていると、
先生がやってきました。
私を見るなり、「退院する気ですね」と苦笑い。
膝の傷をチェックしてもらい、退院許可がおりました。
「先生、本当にお世話になりました。私、ここで女将をしております。
よかったら食べにいらしてください。」と名刺を渡しながら宣伝も忘れずに!
退院後の受診とリハビリの予約を取り、会計を済ませ病院を後にしました。
会計は約8万円。
高額療養費制度、ありがたいです。
16日間の入院生活、終了~!!!