とまどいの入院初日

雑記

ということで、10/10~入院生活スタート。

前日受診した救急外来で骨折が判明し、お店のお客様でもある整形外科のH先生のクリニックを通院先と決め、事前連絡を入れてから旦那さんの運転で来院しました。

H先生「これ、手術したほうがいいね。温存治療するより早く治るから。っていうか、めっちゃ痛そー!」
先生は同年代なのでお友達のような感覚で話してきます。
H先生「うちで手術はできないから、紹介状を書くね。このあたりで整形ならこの病院がいい。この後行ってみてね。」

レントゲン画像と紹介状を持って、言われた通り、H先生指定の病院へ。

旦那さんはお昼の営業があるためここで一旦帰宅。

先生「これは手術だね。最低1~2週間の入院必要。とりあえずCTも撮るから詳しくはそれからだね」
私「通院ではだめですか?」
先生「これって普通に大怪我だよ。手術しなかったら3カ月は痛くて歩けないよ。僕が明後日から出張だから明日手術できるように今日から入院できない?旦那さんに相談してみて」

急すぎて頭が付いていかない。

とりあえず旦那さんに電話し、先生の言葉をそのまま伝えました。

旦那さん「・・・。先生の言うとおりにしよう。とりあえずお昼の営業終わったら行くから。必要なものあればラインに入れておいて。」

入院かあ。まさかこんなことになるなんて思ってもみないから、家の中は出てきた状態のままだし、旦那さん、何がどこにあるかも分からないよ・・。

 

旦那さん待ちの間、CTやら手術を受けるにあたって必要な色々な検査をしました。
そして書類の山。アレルギー有無や食事の制限はあるか、歯の本数など色々チェックされたり申告したり。
検査の合間に、旦那さんに必要なものリストをラインで送りました。

現金、印鑑、下着などの着替え、充電器、クレンジングや洗顔、基礎化粧品などなど。

16時頃旦那さん到着。
先生と旦那さんと私で面談。
CTの結果、右膝蓋骨粉砕骨折!

ふんさい?
こなごなにくだける、の、ふんさい?
レントゲンでは確認できなかった部分の骨にも明らかな骨折が認められました。

これはもう諦めるしかありません。

先生「粉砕骨折なので、最低2週間、本当は一カ月くらい入院してほしいくらいです。術後の経過やリハビリの状態を見て、相談しましょう」

ちょ、待って~。
自分が悪いのは百も承知なんだけど、こっちはこっちの都合ってもんがあるんですよ。

でも病院という場所は、患者の都合を簡単に許してはくれません。
旦那さんも、「こうなったらきちんと治るまでここにいて」って。

 

さて、まず、ここ2週間の決まっていた予定のキャンセルから。
美容院、不妊治療のクリニック、健康診断のクリニックなど。それから義理のお父さんが新居に遊びに来る予定もキャンセルに。
お義父さん、楽しみにしてくれていたのにごめんなさい。

旦那さんは旦那さんで、パートさんに状況を知らせ、シフトの組み直しへの協力を依頼。お知らせしたほうがよいお客様への連絡などなど。
そして、私の母への報告。これも旦那さんにお願いしました。
元気な母だけれど高齢のため、動揺させないように上手に伝えてねってお願いしました。

旦那さんから荷物を受け取り、ここで旦那さんとはお別れ。
看護師さんに車椅子を押してもらい4人部屋へ。

「皆さん初めまして。新参者ですがよろしくお願いします!」

って挨拶しようとしましたが、それぞれカーテンで仕切られておりお顔が見えないため、とりあえず自分のベッドまで行きました。

看護師さんに小声で、「同部屋の方へのご挨拶ってどうしたらいいですか?」と聞くも、「隣は耳が遠いし、斜め前はすぐ忘れちゃうし、前の方は今日オペで病室戻るの明日だから」と笑って言われました。じゃあ、顔を合わせたら挨拶することにしよう。

昔のドラマで、「ナースのお仕事」ってあったけど、あんな感じを想像していた私。

 

はー、つべこべ言ったって状況は変わらない。
旦那さんから受け取った荷物をほどきながら、現実を受け止めしっかり養生することを決めました。

 

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