退院してから、なんとなく不調から抜け出せずにいます。
足は確実に快方に向かっているのですが、それ以外の部分が不調です。
疲れやすい、身体全体が痛い、睡眠の質が悪く朝すっきりしない、など。
理由は単純に入院中に落ちた体力の問題と、右足をかばうことで他の部分に無駄な力が入ってしまい、身体全体が歪んでいるのではないかと思っています。
退院一日目は頭痛もひどく、近くのマッサージ店へ駆け込み何とか乗り切り、
それからも、真空療法(吸いだま)や足裏マッサージなどを駆使し、
これ以上ひどくならないようにと対策してきました。
ただ、やはりマッサージはその場しのぎであり根本的な解決策にはなりません。
リラクゼーションの一環やストレス発散で通うのはありですが、
治療という意味では違います。
そこで、真空療法を施術してくれた漢方の先生が勧めてくれたオステオパシーに
今日行ってみました。
到着してびっくり、昭和にタイムスリップしたような昔ながらの接骨院。
毛筆のような書体で、「〇〇接骨院」と縦書きで書かれた看板があるのみ。
予約台帳もなんともレトロな手作りで、診察券も手書きでした。
建物や内装にお金をかけていたり、アロマが焚いてあったり観葉植物があったりと
これまで行ったことのあるそういった雰囲気とはまるで違いました。
なんか期待できそう。
実はここの院長、うちのお店に一度食事に来てくださったのですが、
あまり顔を思い出せず、接骨院の雰囲気から、仙人のようなおじいちゃんを想像してしまいました。
受付の女性に、中へ案内されました。
院長先生こんにちは~!
仙人・・・ではなかった。
まずは右膝蓋骨が骨折している旨を伝え、それ以外の身体の不調を訴えました。
慢性の肩こり、腰の痛みに悩んでいることも伝えました。
まず良いと思ったのが、即施術してくれたこと。
初めて行くマッサージや整体とかって最初に細かい問診票みたいなのを書かされることって多いです。
あれが結構面倒で苦手な私にとっては、すぐ身体を診てもらえるのはありがたかったです。
保険外なので実費でしたが、5,000円で1時間みっちり施術してもらえました。
施術の内容もこれまでに経験したことのないものでした。
まずは仰向け。私の頭の後ろに先生が座り、頭・顔・頸・デコルテと色んな所に触れていきます。
一通りデコルテから上を撫で回した先生が、「ここは痛いね。こっちはそれ程痛くないでしょう」などと言いながら、今度は身体を押していきます。それが見事に当たっていました。
なんでデコルテから上しか触れていないのに、身体の痛いところが分かるんだろう。
先生「じゃあ、一つずつ痛みを取っていくからね」と、私の身体を曲げたりして「ここ」というポイントでしばらくキープ。その後痛かった場所が確実に痛くなくなっている!
そして左右差があり動きの悪かった腰もバランスが良くなって左右同じように動くようになりました。
先生、あなた何者??
先生「しばらくは週一で通える?それから段々頻度を減らしていけばいいよ」
一回の施術でこんなに変わるなら是非とも通わせていただきたい!
私の腰痛、本当に治るかもしれない・・・それだけで人生変わりそうです。
そして夜になっても痛みが出てきません。
久しぶりに、ぐっすり眠れそうです。