最初に入ったヤマハのバイオリン教室は、私を含め初心者3人のグループレッスンでした。
ヤマハの先生1人目：T先生
私たちと足並み揃えて弾いてくれて、演奏中誰かが止まればすかさずフォローしてくれる。
基本を何度でも繰り返してくださる。
ほんの少しでも良いところを探して褒めてくださる、とっても優しい先生。
最初がT先生で心から良かったと思う。
ヤマハの先生2人目：O先生
まさにアーティスト！といった感じの先生。
正直、ヤマハの先生方の中でもずば抜けてお上手だったと思う。
先生が音階を弾くだけで、目を閉じて聞き入ってしまう程。
所有していたバイオリンも多分ウン千万の凄いやつと思う。（保険かけてるって言っていた気が・・・）
1人目のT先生とは違い、一緒に曲を弾く時もがんがんビブラートをかけて惜しまず技を見せてくれる先生。
そして、「こんな風に弾きたい！！」と憧れさせてくれる存在でした。
ヤマハの先生3人目：M先生
エンターテイナーなM先生。
弾いている姿がダイナミックで感情豊か。
これまでの先生の中では一番スパルタ。
一番上手な生徒に合わせるので、私はいつも途中から置いて行かれていました。
そしてとにかくレッスン中は、弾く！弾く！弾く！
説明うんぬんよりとにかくバイオリンに触れましょう、というスタンス。
他にも先生の演奏会に招待してくださったり、レッスン帰りにご飯食べに行ったり、
親しみやすく面白い先生でした。
そして今回の先生。
これまで習った先生の中では一番ご年配（と思う。）
一応私、10年ちょっとバイオリンを習っておりましたが、
やめてから3年程バイオリンケースから出してもいない状態で、
実力は入門レベル。
キホンのキ！からきちんと教えてくださいとお願いしました。
というのも、個人レッスンだからできるお願い。
グループレッスンは仲間もできるし楽しいこともたくさんあるのですが、
生徒間で差がでるため、どうしても希望通りのレッスンが受けられないのです。
簡単な曲でもいいから美しく弾きたい♪と先生にお伝えしました。
先生とのレッスンは、身体をほぐすことから始まります。
ほぐしながら呼吸に意識を向け、身体の余計な力を抜く。
最初は、「ヨガ教室じゃないんだから・・・」なんて思いましたが、
これをやるとやらないでは違う！と実感。
身体を整え、呼吸を整え、心を整えてからバイオリンを構える。
開放弦を綺麗に弾く練習をしてから曲の練習へ。
基礎から指導をお願いしているものの、やはり曲もやりたい！ということで、
「見上げてごらん空の星を」を弾いています。
これは以前通っていたヤマハのテキストから抜粋したもので、
移弦やポジション移動、ハーモニクスもある上級の曲ですが、
ゆったりとして比較的弾きやすい曲でもあります。
そして美しく弾けば弾きごたえもあります。
弾きながら、先生が美しい音を出すコツを伝授してくださり、
それを実行できた時はいい感じになります(#^^#)
まだまだ弾いてみたい曲はたくさん。
今はまだ挑戦すらできないレベルですが、
いつかバッハの無伴奏を一小節だけでも弾けたらいいな！
これからも楽しく頑張ります♪
