普通、こういうのって
無事出産までたどり着いた人が書くものかもしれないけど、備忘も兼ねて。
そう、悔いなく妊活を終えることができたので、こういうこともシレっと書けるようになりました。
やったこと
↓
★食事見直し(玄米、たんぱく質多め、グルテン少なめ、卵をたくさん食べる、カフェイン減らす)
★温活(朝一の白湯、運動、よもぎ蒸し、腹巻、足首を温める)
★早寝
★漢方&サプリ
★妊活に特化したハリ治療
★エナジーテラピー
★神頼み
★ご先祖墓参り
★妊婦さんのお腹を触る
他にも、妊活に良いとされることは全て取り入れました。
そして、これら全てを取り入れていく生活が、ものすごいストレスになっていました。
今になって思えば、あの頃の私、おかしかったです。
憑りつかれたように無心になって、パンパンなスケジュールをこなす毎日。
旦那さんは、その時は何も言わず見守ってくれましたが、後になって
「あの時は言えなかったけど、おかしかった」と言われました。
生活のすべてを「妊娠するため」のものに変える。
今は、この考えこそが健全ではないと言い切れます。
だって、本来妊娠って自然なものだから。
「普通でいること」これこそが妊娠への一番の近道なのだと思います。
ただ、妊娠を強く望むほど「何もしない」ことは勇気のいることだし、何かせずにいられない、出来ることは全てやる、と力が入ってしまう気持ちは本当によく分かります。
そして、頑張っている時って自分が無理をしていることに気が付かないものです。
ハリ治療の先生に言われたのですが、
「脳の中で生殖機能を司る場所とストレスをコントロールする場所は隣りあわせ」
だそうです。
ストレスは生殖機能にもろに影響を与えるということです。
でも、ストレスをためないように、と悩むことそのものがストレスになる。
じゃあ、どうしたらよい?
五感を満たすこと。
自分を甘やかすこと。
妊娠したい、という気持ちを一旦病院の先生に預け、夫婦で仲良く過ごすこと。
ネット魔にならないこと。
言うのは簡単です。
よく、「〇〇したら妊娠できた!」という人がいます。
でもそれはその人にとってそうであっただけで、身体は人それぞれ。
「〇〇したから妊娠した」のではなく、「たまたま〇〇をしていた時期に妊娠した」が正しいと思います。
二通りのケースを一人で同じ時期に体験できないのだから。
ただ、後々「もしあれをやっていれば妊娠できたのかも・・・」と後悔するくらいなら
やった方がよい。時間は取り戻せないから。
ただ、やみくもに手を出すのではなく、自分に合うものや心地よいと感じるものを
選択していくことが大切だと思います。
せっかくやるからには、「効果があるんだ!」と信じたい。
人ではなく自分。自分の身体に合うものを選び、必要ないと思ったものを切り捨てる潔さが必要だと思います。
後悔しないために、自分が良いと思ったものを選ぶ。
これが一番伝えたいことです。
もし今妊活をしている人がいたら、少し心を軽くして、のんびりしてくださいと言いたいです。
周りの子だくさんの知り合いって、本当にあっけらかーんとしていて、何の悩みもありませーん!ってタイプばかり。
妊活成功者の体験談は参考になる話も多いでしょう。
でも、妊活が実らなかったからこそ感じたことが沢山あります。
不妊治療は時には人格すら変えてしまうほど過酷なものです。
経験した者にしか分からないです。
だからこそ、妊活中の皆さんの願いが叶いますように!!!と心から思います。